Giant Step

サラリーマンから公立高校教師へ転身、世界史と地理を教えています。30歳からの人生を綴ります。

2019年を振り返る(投資と競馬の話)

2019年の投資と競馬を振り返ります。


【投資】

じっくり耐えた反動がようやく表れ出した1年だった。

2018年に戦場のメリークリスマスを経験したこともあり、その後売買自体はほぼせず、ひたすら寝かす、寝かす、寝かす。
2018年の年始に仕込み、その後ナンピンナンピンを重ねた中小株(アルコニックス西華産業、富士フロンテック、菊水電子など)がモノによってはプラ転したものもあり、マイナスが大幅に改善したりと少し光が見えたなと。


昨年の重馬場の中で頑張ってくれた丸井、栄研科学、バリューHRあたりは引き続き好調だし、戦場のメリークリスマスでマイナス突入した日立も今では立派な稼ぎ頭。

2020年はどのような相場になるのでしょうか。
余力一杯で買い続けた2018年、ジッと堪えた2019年。2020年は攻めに転じるべく、利益確定と新規株の購入を中心に考えていこうと思っています。

あと、地味に楽天ポイントPontaポイントの運用を始めました。株式運用に比べればスケールは小さいですが、寝かすより回す方が楽しいはず。株やってない人のファーストステップにいいんじゃないかなぁと思ったりするんですがどうなんでしょう?

 


【競馬】

浜中俊のダービー勝利に坂口先生の男泣き、藤田菜七子がコパノキッキングで掴んだ初の重賞勝利、武豊菊花賞勝利に伴う3元号通してのGⅠ勝利、短期免許外国人ジョッキーの無双(久々のデットーリ来日、Dレーンの稼ぎっぷり、若手O・マーフィーが印象的)、日本馬の海外での活躍(特に香港)など印象的なことがいくつもありました。

その他には、インディチャンプのマイルGⅠ春秋連覇、若手では団野ジョッキーうまいなぁとか、あとはやっぱりどうしても年末の出来事の印象が強いので、リスグラシューの有終の美にも痺れました。

が、一番印象的だったのは北村友一の初のGⅠ勝利からのGⅠ3勝ですね。総勝利数だけ見ると昨年よりむしろ少ないぐらいですが、GⅠ3勝はなかなかできることではありません。ましてや彼のポジションでのそれはなおのことで。あと、インタビューが垢抜けていなくてなんかええ感じです(笑)

一方、残念な出来事も多かったです。やはりディープやキンカメをはじめとする名馬の死が相次いだことが衝撃的でした。現役時代大ファンだったウオッカが亡くなったのはショックでした…。あとは、アーモンドアイの凱旋門回避や、Mデムーロのスランプあたりが印象に残っています。

さて、年間トータル回収率は70%とひどい結果に終わりました。
回収率を記録し始めて9年目になりますが、この9年間で最も低い数字です。万馬券的中も3回のみ。最高払戻は、オークスの3連複28,240円。12番人気のカレンブーケドールが2着に食い込んでくれたおかげです。購入額はちょうど50万円ほどで、回収率が一定あるとはいえ、それでもぶっこんでるなぁと少し反省しています。この回収率ならばいくらエンターテイメントを楽しんでいるとはいえ、50万円はtoo muchです。

開催別に見ると、おもしろいことに地方の成績が悪くないことに気付きます。新潟以外は100%前後で推移しているし、元来苦手な福島は200%近い。今年は得意の千直があんまり当たらんなぁとは思っていたけれど、他での成績がこれだけいいとは予想外でした。もちろん、それで70%ということは、京都・中山あたりの回収率は目も当てられません。

騎手別に見ると、川田とルメールをよく買っているようです。僅差ではあるが川田が購入額1位になっているということは、今年はええ馬に乗らせてもらったんだなぁ~ということが伺えます。デムーロの不振も関係しているのでしょうが、日本人ジョッキーの活躍は嬉しいです。リーディングでもルメールに一歩届かなかったものの、ここまで肉薄できたのは川田のストイックさが生んだ結果でしょう。


今年もたくさんの素敵なレースありがとうございました!

<参考:回収率推移>
2011年 113%
2012年  80%
2013年  73%
2014年 104%
2015年  79%
2016年  88%
2017年  80%
2018年  96%

2019年  70%