Giant Step

サラリーマンから公立高校教師へ転身、世界史と地理を教えています。30歳からの人生を綴ります。

2019年振り返り(総括)

自分の2019年をキーワードで表現するならば、「結婚式」「ハネムーン」「担任」「世界史」の4点だろうか。

(ちなみに2018年は「退職」「転職」「入籍」「引越し」「結婚式準備」という大きな転換を経験する1年でした。)

 

「結婚式」

それはそれは一瞬の出来事でした。が、そこまでにかけた準備の時間、そして当日のスペシャル感たるや想像をはるか超えてきた。これまでの人生を振り返ってもこんなに楽しく幸せに満ちた日はなかったんじゃないかなーと思えるほど。結論、やって良かったっす。

「ハネムーン」

バルセロナ⇒ニースの旅をプランニング。往復の航空券だけはHISで手配してもらい、バルセロナ⇒ニースへのフライトや宿泊するホテル、現地でのアクティビティ的なものはすべて個人で手配した。テーマを地中海に絞ることで、2国2都市を効率よく巡れる、そしてニースではフランだけではなくイタリア感も味わえるというお得なプラン。手前味噌ながら、旅行会社のありものツアーに乗っかるのではなくオリジナルでプランニングして正解だった。程よく活動し、ゆっくりする時間も設けようと計画し、バルセロナの勢いとニースのリゾート感を味わった。

「担任」

初めて担任をもった。これにより、仕事は重くなったが日々の楽しさが倍増した。同じ土俵で比較する数値ではないが、仕事は1.5倍になり楽しさが7倍になった感覚(笑)

担任のやりがいや楽しさを感じる一方、ここではなかなか書けないようなヘビーなことも少なからずあった。ある程度覚悟はしてたつもりだったけど、担任やるってそういうこと(プラスもマイナスも共有していく)なのかぁと痛感した。それでもなお、この仕事に転職してよかったなと思っている。

「世界史」

前年は地理がメインだったが、今年は世界史一色。専門の世界史に集中できるのが嬉しかった。特に受験生の世界史は初で、古代から中世をメインに授業をやった。おもしろくない箇所ゆえに苦労もあったが、自分の世界史キャリアの大きな一歩になったことは間違いなさそうです。

 


さて、そんなこんなで2019年は、ハネムーンを終え、新婚生活も何とか形になり、学校では担任をもち専門の世界史だけを教えるようになったわけです。変化しつつも、少し地に足が付きだした感がある1年だったように思います。最後に月別にフラッシュバックして今年の振り返りを終えようと思います。

<1月>
結婚式の準備に右往左往。授業の準備も相変わらず自転車操業で、何とか3年生を受験へ送り出す。


<2月>
研究授業やりーの、定期考査やりーの、その合間に結婚式挙げーの。ものすごくバタバタしていたけど、結婚式当日は楽しかったなー。結婚式に生徒が来てくれたのも嬉しかった。


<3月>
初めて入学選抜の業務(下準備から当日の試験監督、鬼の採点…)に携わった。こんなに教員の労力が割かれているのか…とちょっと闇を見た感じ。そして新年度で1年の担任になることが決まり、入学の準備でバタバタする日々。


<4月>
初めて担任として新年度を迎えた。入学式では先頭を歩き、その後大量の保護者が見守られる中での一発目のホームルーム。思っているほど緊張しなかったのはさすがの30代?うるさすぎるクラスに疲れながらも、嫌いじゃないよ~と楽しい毎日を送る。遠足も全力で楽しむ姿勢。高校時代の親友の結婚式に参列もしたなぁ。


<5月>
平成が終わり、令和が始まったタイミング。GWはここまでの疲れが出たのか体調を崩し気味。GW明けから活動的になり、流行のグランピング(日帰り)をやったり、美浜原発の見学ツアーに参加したり。やはり教師はオフにしっかりと遊ばないといかんなと実感。


<6月>
コーラスコンクールと学園祭があった。担任持ってると楽しさは倍増。担任の関わり方が難しいところだが、「任せることはドーンと委ねて、関わるところはガッツリと!しかし雰囲気はゆるーく。」ってのがモットーです。月末にはG20大阪開催により休校になったりもした。


<7月>
(教師としては)初めての三者面談を経験。めっちゃ疲れたけど楽しかった。前職の人たちに飲みに誘ってもらったり、フェスに行ったり、ドクターストレッチを体験したりと活動的な月でもあった。吉本闇営業問題も印象的。ろくに下調べもせず、月末からハネムーンへ。


<8月>
9日間のハネムーン(バルセロナ⇒ニース)から帰国し、そこからのお盆休みで時間はかなりあったはずが、高校野球と料理にかなりを費やした感。月末には、卓球部監督としてベンチ入りデビューを果たす。


<9月>
茂木誠先生の講演会に参加した。やはり勉強になる。直接質問もできた。

嫁の紹介でEPARKというリラクゼーション系のサイトを知り、マッサージにはまった。プロのストレッチやマッサージは受ける価値があると強く感じた。

元気だったおじさんに癌が見つかった。これに伴い親族がバタバタした。もちろんおじさんの身体の心配が一番だが、個人に依存する体制は仕事だけではなく家族においても同じだなぁと実感した。


<10月>
学校では後期がスタートした。体育大会は生徒と一緒に全力で楽しんだ。

この月なによりも思い出に残ったのはエルレのライブ。夢のようなひと時だった。

下旬には風邪をこじらせた。この仕事を始めて初の早退。


<11月>
32歳にして皮膚科デビューを果たす。名医と名高い病因を訪ねたら確かに名医っぽかった。

仕事は休日出勤が多く、なかなか休まらなかったが、プライベートでは嬉しいニュースもあり、気が引き締まった。


<12月>
定期考査の採点や3年の講習が始まったことなどで毎日バタバタし、なだれ込むように年末に突入した。年の瀬にクラスの生徒のことで色々あり、担任をやるとはこういうことかぁと実感した。